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【軽井沢】注文住宅の土地探し|ルールや最適な広さ、現地見学のポイント

「軽井沢で注文住宅を建てたい」と思ったとき、まず行うのが土地探しです。でも実際に探し始めると、軽井沢独自のルールがあったり、理想の注文住宅に合う土地に迷ったりと、戸惑うことも多いかもしれません。

この記事では、軽井沢で注文住宅を検討している方向けに、土地選びのポイントをお伝えします。軽井沢に家を建てる際のルールから、最適な広さの見つけ方、そして、現地で確認すべきことまで。理想の軽井沢暮らしを実現する、一助になればうれしいです。

知っておきたい軽井沢のルール

軽井沢で理想の別荘や注文住宅を建てるとき、知っておきたいのが「軽井沢ルール(自然保護対策要綱)」です。これは、単なる建築の制限ではなく、軽井沢の自然と美しい景観を守るための約束事です。

軽井沢ルールで定められた3つの重要規制

軽井沢で注文住宅を建てる際、とくに注意したいのは次の3つの規制です。

最低敷地面積

軽井沢の土地は、地域ごとに最低限必要な広さが定められています。自然保護対策要綱によって、希望するエリア(たとえば保養地域)では1,000平方メートル以上という広い土地が必要になることもあります。軽井沢の別荘地エリアでは、都市部のように小さく区画された土地はほとんど見られません。

※これは新たに分筆する際の話であり、既存で1,000平方メートル以下の土地では問題なく建築できます。逆に昭和47年10月1日より前の分筆であれば、建ぺい率や容積率の緩和、道路後退や隣地後退の緩和を受けられる場合もあります。

建ぺい率・容積率

建ぺい率とは、敷地面積に対する建築面積の割合、容積率とは敷地面積に対する延床面積の割合のことです。軽井沢の建ぺい率はエリアによって異なりますが、一般的には、都市部よりもかなり低く設定されています。要は「敷地いっぱいに注文住宅を建てるのではなく、庭や緑のスペースを十分に確保してください」ということ。それによって自然と調和した景観が保たれ、特に保養地域では注文住宅や別荘同士の距離もある程度確保されてゆったりと森の中で暮らすことができます。

建物の高さ・外観・色彩の制限

軽井沢ルールには、建物の高さや外観、色彩に関する制限も含まれています。高さは原則として10メートル以内、屋根の勾配や外壁の色も、周囲の景観に配慮したものが求められます。

これは、軽井沢の美しい景観を損なわないための配慮です。同時に、建てる注文住宅や別荘が森の一部として自然に溶け込み、いつまでも価値を保ち続けるために必要なことです。

軽井沢ルールが存在する理由

ルールの根底にあるのは、軽井沢の自然環境と豊かな暮らしを守りたいという、先人たちの想いです。

軽井沢は魅力的な土地なので、ルールがなければ無秩序な開発が進み、豊かな森が失われかねません。別荘を所有する人も、注文住宅で定住する人も、美しい自然の中で、心豊かに過ごしたいという思いは同じではないでしょうか。

軽井沢で別荘や注文住宅を建てる際は、軽井沢に暮らす一員として、ルールを心に留めておきましょう。私たちone itも、軽井沢ルールに基づいてご提案をいたします。

参考情報: 軽井沢町の自然保護対策要綱

one it について

家族構成に合わせた、最適な家の大きさについて

注文住宅や別荘の大きさを決める際、つい「何坪必要?」「何LDKの間取り?」と数字から考えがちです。しかし本当に大切なのは、「軽井沢でどのように過ごしたいか」を具体的にイメージすること。家族のライフスタイルや、別荘での過ごし方を思い描いていくと、最適な大きさが見えてきます。

軽井沢で実現したい暮らしを具体化する、3つのステップ

滞在人数と頻度を想定する

まず、注文住宅で暮らす人数、別荘での滞在人数や使用頻度を具体的にイメージしましょう。週末に夫婦だけで過ごすことが多いのか、親戚や友人を招いて大人数で過ごすことが多いのか。人数や用途によって、必要な部屋数やリビングの広さ、ゲスト用の部屋の有無が変わってきます。滞在が長期にわたる場合は、それぞれのプライベート空間や収納スペースも考慮に入れる必要があります。

自然と調和する空間を考える

せっかく軽井沢に家を建てるのですから、軽井沢の自然を最大限に活かす空間を考えてみましょう。たとえば、リビングから直接出られる広々としたウッドデッキや、外の景色を切り取るような大きな窓。室内と屋外が一体となるような間取りを設けると、延床面積以上の広がりと開放感を得られます。薪ストーブを囲んで家族団らんを楽しむスペースや、天候を気にせず読書ができるカバードデッキ…軽井沢だからこそ実現できる空間アイデアはたくさんあります。理想をお伝えいただければ、どんな空間が実現可能かご提案いたします。

将来を見据えたフリースペースを取り入れる

間取りを検討する際は、将来的な家族構成の変化にも対応できる「フリースペース」を視野に入れるのもおすすめです。

たとえば、普段は書斎として使い、来客時にはゲストルームとして活用できる部屋。お子様が小さいうちは遊び場として、成長したら個室として使えるような、可変性の高い間取り。リノベーションや別荘のリフォームを想定して、最初から柔軟性を持たせた設計にすることで、世代を越え、長く愛される注文住宅になります。

軽井沢だからこそできる、ゆとりのある空間づくりのコツ

別荘や注文住宅は、ただ大きければいいわけではありません。単に部屋数を増やすだけでなく、家族みんなが自然体で過ごせる「ちょうどいい広さ」や気持ち良い居場所をつくることが大切です。これは注文住宅や別荘に限らず、戸建てのリノベーションにおいても同様。自分たちにとっての「ちょうどいい」を基準に考えると、満足度の高い空間づくりにつながります。

後悔しないための土地の現地確認のポイント

土地選びで最も大切なことは、実際に現地に足を運んで見学し、軽井沢での暮らしを五感で感じることです。私たちも、土地のご相談をいただいたお客様には一度、現地を訪れていただくことをお願いしています。その土地の本当の姿は、インターネットやAI情報ではわからないからです。まずは気持ちの良い土地かどうか自らの感覚でじっくりと確かめてみてください。土地の気持ちよさを感じることができればその土地での暮らしはきっと大丈夫なはずです。

日当たりと風通しを体感する

軽井沢は、夏は涼しく過ごしやすい一方で、冬はかなり寒くなります(ただ、適切な対策をすれば過剰に恐れることはありません)。

詳しくはこちら: 軽井沢の寒さ、そんなに心配しなくて大丈夫!

冬も快適に過ごせるよう、日差しがどのように入るかをあらかじめ確認しておきましょう。日当たりは、暖房効率や快適性に大きく影響します。また、軽井沢の風が心地よく通るかも、実際に体感してみてください。朝、昼、夕方など時間帯を変えて訪れることで、土地の表情の変化をより深く理解できます。

周辺環境を細かく確認する

実際に軽井沢で暮らすことを視野に入れ、土地の近隣の音(道路の交通量や近隣の生活音)もチェックしておきましょう。

また、ゴミ収集場所がどこにあるか、最寄りのスーパーや病院までの道のりはどうかなど、日常生活に必要な施設へのアクセスも確認しておくとよいです。

ハザードマップでリスクを確認する

軽井沢町は豊かな自然に恵まれている反面、土砂災害などのリスクも存在します。自治体が公開しているハザードマップで、希望する土地の地盤や災害リスクを事前に確認しておきましょう。

とくに、傾斜地や谷筋に位置する土地は、慎重な確認が必要です。将来的に戸建てのリノベーションや別荘のリフォームを考えている場合も、災害リスクは重要な要素となります。安心して長く暮らせる場所かどうか、しっかりと確認しておきましょう。

軽井沢の理想の家づくりを軽井沢の建築事務所 one itがサポート

軽井沢で注文住宅を検討している方向けに、土地探しのコツや最適な家の大きさの考え方、土地の現地確認のポイントについて紹介してきました。平屋の注文住宅、戸建てのリノベーション、別荘のリフォーム…どんなスタイルの家づくりにおいても、軽井沢独自の風土や気候を理解したうえで、「この場所が好き」と思えるかどうかがとても大切です。

軽井沢に関する専門的な知識や、ライフスタイルに合わせた提案を求めている方は、軽井沢の建築事務所・設計事務所 one itにご相談ください。注文住宅の新築から別荘のリノベーション、リフォームまで、「理想の軽井沢暮らし」をかたちにするお手伝いをいたします。まずはお気軽にお問い合わせください。軽井沢で、家づくりを一緒に楽しみましょう。

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