標高の高い軽井沢で別荘建築の設計・施工を進める際には、「床下の防湿を行う」「屋根・外壁に空気層をつくる」「熱交換換気システムを設置する」など、湿気対策を入念に行う必要があります。
軽井沢で別荘を設計・建築する際の湿気対策のポイントとは
長野県の東端に位置する軽井沢町は、浅間山の東南麓、標高約900m~1,000mの緩斜面にあります。標高が高いため湿度も高く、別荘を建てる際は湿気対策が欠かせません。結露やカビによるダメージを防ぐために、設計の段階で湿気に配慮した計画を立てる必要があります。
そこでここでは、軽井沢で別荘の設計・建築時に押さえておくべき湿気対策について見ていきましょう。
床下の防湿を行う
湿気が侵入しやすく溜まりやすい箇所の一つが床下です。昔の家では、床下は土のままで地面からダイレクトに湿気が上がってきました。この地面からの湿気を防ぐ方法として、防湿シートおよび防湿コンクリートを適切に施工します。
また、床下の換気のために土台と基礎の間には通気パッキンを使用します。建物の間取りや基礎の形状によっては空気がこもることもあるため、撹拌機(かくはんき)や換気扇を併用することもあります。
屋根や外壁に通気層を設ける
屋根や外壁に通気層を設けることも湿気対策には有効です。通気層は防水や室内の湿気を排出する目的で設置しますが、屋外からの湿気を壁体内に侵入させない働きもあります。
熱交換換気システムを設置する
24時間稼働する熱交換型換気システムの設置も湿気対策によく採用されます。熱交換換気システムとは、室内の空気を排出し、綺麗な外気を取り込みつつ、熱を交換してくれる装置です。熱交換により、室内の温度を一定に保ちながら湿度の交換も行いますので、夏の湿度の高い空気がそのまま家の中に入ってくるのを避けることができます。常にクリーンな空気を循環させることで、快適な室内環境を維持できます。
軽井沢の建築プランを建てる際は、上記を参考にして湿気対策を入念に行うことをおすすめします。
軽井沢にある建築事務所・株式会社one itでは、軽井沢の気候・風土に合わせた別荘づくりを行っております。四季を色濃く感じられるように大自然を存分に取り込んだ、心豊かになる別荘づくりです。軽井沢で住宅・別荘建築をお考えの方は、まずはお気軽にご相談ください。
湿気対策も万全!軽井沢の別荘建築の設計・施工は株式会社one itへ
軽井沢で別荘建築を検討するにあたってまず気になるのは、湿度の高さと冬場の寒さではないでしょうか。軽井沢は都心からのアクセスがよく、避暑地や観光地として人気の別荘地ですが、標高が高いため年間を通して湿度が高い地域です。
都会では味わえないような大自然に囲まれて過ごせるという大きな魅力がある一方で、湿気が多く結露やカビ対策が欠かせません。また、夏場でも30℃を超える日は少なく、冬場は北海道に引けを取らないほど厳しく冷え込みます。
通年別荘を利用するためにも湿度の高さや冬場の寒さなど、四季ごとの気候や特性を考慮したうえで設計・建築することが大切です。
軽井沢の別荘建築のデザイン設計・施工は、株式会社one itへぜひご依頼ください。
軽井沢の建築事務所・株式会社one itでは、森に溶け込み、自然を取り込む別荘づくりのお手伝いをいたします。軽井沢の標高や風土を踏まえたうえで、凍結深度の確保と基礎工事を徹底し、湿気対策を講じながら設計・施工を行っております。
軽井沢は寒冷地です。そのため、寒冷地に適した建築仕様となり、一般的な建築とは費用も異なってきます。理想の別荘づくりのために、土地費用を含めてトータルでどのくらいの予算がかかるのかを押さえておくことが大切です。
軽井沢で住宅・別荘建築を手がける一級建築士事務所・株式会社one itでは、軽井沢で暖かく、快適に暮らすために必要な費用の目安となる参考プラン集をご用意しております。軽井沢暮らしをイメージする資料として、また予算を検討する資料としてぜひご活用ください。