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軽井沢で送る理想の老後・第二の人生

KaruizawaLife

近年、「人生100年時代」と聞くようになりました。100年生きるとなると、老後、仕事をリタイアしたあとも、まだまだ人生は続くことになります。

長く生きることと心豊かに生きることは、必ずしもイコールではありません。一度きりの人生、大切なときを大切な人と幸せに過ごすために、どこで、どんな暮らしをしたいですか?

「軽井沢への移住」は、その選択肢のひとつです。one itのお客様のなかにも、老後、第二の人生を過ごす場所として軽井沢を選ぶ方、別荘や住宅を購入される方が多くいらっしゃいます。

では、実際に軽井沢では、どんな暮らしを送れるのでしょうか?観光ではなく「暮らし」の面で、軽井沢にはどんな魅力や楽しみ方があるのでしょうか。私たちの視点でまとめてみました。理想の老後・第二の人生のイメージを膨らませるきっかけになればと思います。

森を近くに感じる

都会で物件を探すとき、よく判断基準にされるのが「最寄り駅からの距離」。しかし軽井沢には、あまりそういった考えがありません。代わって意識されるのが「森との距離」です。

軽井沢は、自然との距離がとても近く、すこし歩けばすぐに森があります。木漏れ日や鳥の声、四季の変化を身近に感じられるのが、軽井沢暮らしの特徴です。one itのオフィスも静かな森の中にあり、季節ごとに違った草花が咲きます。

私たちは家づくりを考える際、「周囲の自然に溶け込むような設計」を意識しています。森と目線を合わせて、もともとそこにあったような自然さで。自然の光をたくさん取り込み、四季の変化を身近に感じられるような、そんな住まいを目指しています。それが、「軽井沢の森と生きる」ということです。

森の近くで暮らすことは、自然本来の感覚を取り戻すことだなと感じます。軽井沢で暮らしていると、なんとなく五感がさえ渡るような気がします。

one itで家を建てた方の中には、「陽の光や気温の変化で一日の時間がわかるので、時計を見なくなった」という方もいらっしゃいます。都会ではなかなか考えられないことです。ただ、人間とは本来、こんなふうに時間を意識していたのではないかなと思います。

軽井沢には、軽井沢独自の時間が流れていると言われることがありますが、これは、森との距離が近いからかもしれません。

四季を味わう(冬も楽しむ)

軽井沢といえば、やはり避暑地のイメージを持たれることが多いです。夏だけ軽井沢に滞在する方もいらっしゃいますが、せっかく軽井沢に居を構えるのなら、ぜひ、四季の変化を味わってほしいなと思います。軽井沢は自然との距離が近いため、四季の特徴を色濃く感じることができます。季節によって、咲く花や茂る緑の種類、聞こえる鳥の声も違うので、散歩や庭仕事がとても楽しいです。

また、寒いと恐れられがちな冬ですが、冬ならではの楽しみもたくさんあります。スキー場、教会のイルミネーション、天然氷のスケートリンクなど、冬季限定のイベント・アクティビティも豊富です。何より、軽井沢の冬は空気が澄んでとても綺麗。部屋に薪ストーブを設置して、暖を取りながらのんびり過ごすのもおすすめです。寒いからといって、体験しないのはもったいない。ぜひ、冬の軽井沢も楽しんでみてください。

【軽井沢の冬におすすめの場所・イベント】

スキー場
軽井沢プリンスホテルスキー場

軽井沢スノーパーク

スケートリンク
軽井沢星野エリア ケラ池スケートリンク

イルミネーション
軽井沢プリンスショッピングプラザ

軽井沢星野エリア

不便を愛おしむ

軽井沢は正直、都会と比べてだいぶ不便です。
特徴的なのは、夜が早いこと。条例で深夜営業の禁止が定められているため、夜になればお店はほぼ閉まります。コンビニですら、24時間営業ではありません。灯りも少なく、夜になると辺りは自然本来の闇に包まれます。

そんな暮らしに、最初は不便さを感じるかもしれません。でも元々、人は夜になれば夜眠るものでした。暗くなったら眠り、明るくなったら起きる。そんな本能的な暮らしは、心身をとても健やかにしてくれます。

ないものを過剰に求めるのではなく、ある環境を楽しむのが、軽井沢暮らしのコツ。多少の不便も愛おしく思えたほうが、軽井沢暮らしは楽しいです。

感性を刺激する

軽井沢は、とても文化的な街です。明治時代以降、キリスト教の宣教師たちが集い、避暑地として多くの著名人を惹きつけてきました。軽井沢から生まれた文学・美術作品もたくさんあります。そんな歴史が根付いているからか、軽井沢は今でも文化的な場所として知られています。美術館や文学館も多いため、気軽に芸術に触れることができます。いくつかご紹介します。

堀辰雄文学記念館 
堀辰雄の文学作品や資料を展示しています。代表作のひとつ『風立ちぬ』は、軽井沢が舞台の小説です。

軽井沢高原文庫 
軽井沢の文学や歴史に関する資料を所蔵しています。堀辰雄、室生犀星をはじめ、多くの文人の手書きの原稿や、貴重な書簡などが展示されています。また、文学作品が最初に掲載された雑誌や新聞などを見ることもできます。

深沢紅子野の花美術館
深沢紅子は、軽井沢を愛し、高原の野の花を数多く描いた洋画家です。彼女の描いた水彩画を中心に、油彩画やリトグラフなど、様々な作品が展示されています。軽井沢の野の花を描いた作品は必見。

ペイネ美術館 
フランスの画家レイモン・ペイネの作品を展示している美術館です。美術館の建物は、建築家アントニン・レーモンドが設計したアトリエ兼別荘を移築したもので、歴史的にも価値があります。

軽井沢の景色を眺めながら、かつて同じ景色を見ていた文化人に思いを馳せるのも一興です。

身体を動かす

軽井沢では自然と関わることが増えるので、自ずと運動量も増えます。薪割り、庭いじり、散歩、ハイキング、ゴルフ…。軽井沢に来てから趣味が増えた、という方も多くいらっしゃいます。のんびり過ごすはずだったのに、気づいたら趣味で忙しくなっていた、と。そうおっしゃる方は、忙しいと言いながらも、とても楽しそうな表情をされます。新鮮な空気の中でのびのびと身体を動かすことは、心までも健康にしてくれるのだなと感じます。

身体を動かしたあとは、温泉に入るのもおすすめ。軽井沢にはいい温泉がたくさんあるので、ぜひお気に入りの温泉を見つけてみてください。

おすすめの温泉

軽井沢千ケ滝温泉

星野温泉 トンボの湯

八風温泉

小瀬温泉ホテル

塩壺温泉ホテル

新たな居場所を見つける

軽井沢には、独自のコミュニティがたくさんあります。興味のあるコミュニティやイベントがあれば、積極的に顔を出してみてください。価値観が近い人が集うので、新たな友人ができるかもしれません。心配でしたらまずは雑誌やSNSで、理想の暮らしをしている人を探してみましょう。

新たな出会いにつながるきっかけとして、ボランティア活動に参加するのもおすすめです。軽井沢は軽井沢ボランティアセンターを拠点に、多様なボランティアが行われています。自然に触れたり、地域の方と交流したり、観光の手伝いをしたり…軽井沢ならではの活動がたくさんあります。参加するうちに、新たな軽井沢の魅力に気づくことも。

もうひとつ、「マルシェ」に参加してみるのもおすすめです。軽井沢では定期的にマルシェが開催され、いろいろな店や人が集い、にぎわいます。ゆくゆくは出店を視野に入れてみるのも楽しそうですね。

旧軽井沢マルシェ
軽井沢のシンボル的な場所「旧軽」で開催されるマルシェです。歴史ある建物や緑豊かな庭園を背景に、おしゃれなお店が並びます。

中軽井沢駅前のマルシェ『くつかけ市場』
中軽井沢駅前で定期的に開催されるマルシェです。地元の食材を使ったフードや、手作りの雑貨などが並びます。

発地市庭
軽井沢駅近くにある発地市庭では、定期的にマルシェが開催されます。軽井沢の新鮮野菜「霧下野菜」や、地元生産認定の「軽井沢ブランド」商品が並びます。

※記事の情報は2024年のものです。

時々上京する

長く東京に暮らしていた人ほど、移住のハードルが高いかもしれません。でも軽井沢は、東京まで新幹線で約一時間。交通の便が良いので、ふらっと気軽に上京することができます。お子様やお孫様に会いにいったり、買い物や展示に行ったり。ご家族やご友人を軽井沢に招待しても、喜ばれるかと思います。東京には、軽井沢とはまた違った魅力があるので、気軽に行き来できるのはとても魅力的です。

こちらのページでは、実際軽井沢に移り住んだ御夫婦の暮らしを、ひとつの物語としてまとめています。理想の老後・第二の人生と照らし合わせながら、ぜひご覧ください。

軽井沢の森と暮らす。

軽井沢で、理想の老後・第二の人生を送りませんか

長く生きられる時代だからこそ、人生をどう過ごしたいか、じっくり考えてみませんか?せっかくなら、自分が楽しいと感じられて、身体も心も健やかに過ごせるように。軽井沢には、そんな暮らしを実現する環境が整っています。老後の軽井沢移住、軽井沢での第二の人生をご検討の際は、ぜひお気軽にご連絡ください。わくわくしながら、理想をかたちにしていきましょう。お待ちしています!

軽井沢の建築事務所 one it