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軽井沢の別荘建築を、土地から考える|設計事務所とつくる住まい

軽井沢で別荘を建てるということは、建物を完成させることが目的ではなく、その場所でどのような時間を積み重ねていくかを考えることでもあります。

森の奥行き、風の通り、朝夕で変わる光の表情。そうした環境と調和しながら過ごす日常が、別荘ならではの豊かさを生み出します。

既製のプランを当てはめるのではなく、土地が持つ個性や建主の価値観を丁寧に読み解き、一つずつ形にしていく。そのプロセスを大切にすることで、軽井沢という土地に無理なく馴染む住まいが完成します。

ここでは、設計事務所と進める別荘建築の考え方や、軽井沢ならではの住まいづくりのポイントについてご紹介します。

軽井沢の風景の一部として、静かに佇む別荘

軽井沢の建築事務所 one itが目指しているのは、完成した瞬間が最も美しい建築ではありません。年月を重ねるなかで、周囲の風景に溶け込み、暮らしとともに味わいを深めていく住まいです。

軽井沢特有の湿気や寒さ、そして厳しい自然条件。そうした環境を理解したうえで、必要以上に主張しない素材や構成を選び、建物が自然の一部として存在することを大切にしています。

別荘を「建てて終わり」にするのではなく、季節ごとの変化や将来的な手入れも含め、長く寄り添える関係を築いていくこと。それが私たちの考える別荘建築です。

家づくりの流れ

設計事務所と進める別荘づくり

別荘建築は、完成した建物だけでなく、そこに至るまでの過程も含めて、ゆっくりと味わう時間だと私たちは考えています。設計事務所と進める住まいづくりには、規格住宅とは異なる、余白のある進め方があります。

対話を重ねる設計プロセス

打ち合わせを重ねながら、建主の想いやライフスタイルを少しずつ言葉にしていきます。最初は輪郭のはっきりしないイメージも、対話を通じて整理され、空間としてかたちになっていきます。

土地条件を活かすプランニング

傾斜地や変形地といった条件も、設計次第で大きな魅力になります。土地の高低差を活かした眺望や、周囲の木々を借景として取り込む配置計画など、その場所でしか実現できない住まいが生まれます。

設計・施工による安心感

設計者が工事段階まで関わることで、図面どおりに施工が進んでいるかを確認できます。一つひとつを確かめながら進めることで、落ち着いたペースで住まいづくりに向き合うことができます。

軽井沢の土地と向き合うプランニングの考え方

軽井沢の別荘地は、森に囲まれた敷地や傾斜地のある土地が多くみられます。そのため、画一的な計画では対応できない場面も少なくありません。土地の形状や周囲の環境を丁寧に読み取りながら、無理のない住まいのあり方を探っていくことが大切だと考えています。

傾斜地を活かした住まい

床の高さに変化をつけることで、地面からの湿気を避けつつ、少し視線を上げた位置から森の景色を取り込むことができます。

平坦な敷地とは異なる、軽井沢らしい開放感が生まれるのも、傾斜地ならではの魅力です。

既存樹木との共生

すべてを整えすぎるのではなく、残す木を選びながら建物との距離感を考えていく。

そうすることで、完成したときから自然に馴染み、時間とともに風景の一部になっていくような佇まいが生まれます。

日々の過ごし方から考える、空間のあり方

別荘で感じる豊かさは、広さや設備の多さだけで決まるものではありません。

どのような時間を過ごし、どんな気配の中でくつろげるか。

その積み重ねが、暮らしの質を静かに形づくっていくと考えています。

開放感のあるリビング

天井の高さや窓の配置に工夫を加えることで、森との距離が自然と近づきます。

外の気配を感じながら過ごす時間は、日常とは少し違うリズムをもたらしてくれます。

自然とつながるテラス

室内と屋外をゆるやかにつなぐことで、季節の変化を身近に感じられる居場所が生まれます。

天気や時間帯によって使い方が変わる、その曖昧さも別荘ならではの魅力です。

冬を楽しむための薪ストーブ

薪ストーブや暖炉は、寒い季節を過ごすための一つの選択肢です。

炎の揺らぎを眺めながら過ごす時間が、別荘でのひとときを、より深く印象づけてくれます。

軽井沢で別荘建築をご検討の方へ

軽井沢の建築事務所 one itでは、土地の特性と建主の想いを丁寧に読み取り、設計から施工、完成後までを一つの流れとして大切にしています。軽井沢での別荘建築をご検討の際は、ぜひ一度ご相談ください。

お問い合わせ

【Q&A】軽井沢の別荘建築ついて

Q1.設計事務所に依頼するメリットは?

A.土地の条件や、そこでどのように過ごしたいかを丁寧に伺いながら、住まいを一から考えていける点にあります。既成の枠に当てはめるのではなく、その場所と暮らしに合ったかたちを探っていくことができます。

Q2.傾斜地での建築は避けたほうがよいですか?

A.一概にそうとは言えません。傾斜地ならではの高低差や視線の抜けを生かすことで、眺望や開放感といった魅力につながることもあります。土地の特性をどう読み取るかが大切です。

Q3.軽井沢らしい住まいにするためのポイントはありますか?

A.自然との距離感を意識しながら、素材や配置を控えめに整えていくことが一つの考え方です。風景の中で主張しすぎず、時間とともに馴染んでいく佇まいを目指します。