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【軽井沢】リフォーム会社が中古別荘の改修費用について解説

軽井沢の中古別荘をリフォームしたい、と思ったとき、気になるのは費用ではないでしょうか。どのくらいの費用を考えればよいのか、どこに相談したらいいのかと不安を抱えている方も多いかと思います。

別荘リフォームの費用は、建物の状態や工事内容によって大きく変わります。さらに軽井沢特有の気候への対応も必要になるため、一般的な住宅リフォームとは違った視点が求められます。

私たちone itは、軽井沢に根ざした建築事務所として、中古別荘のリフォームを承っています。これまでの経験から、中古別荘の改修にかかる費用の相場や内訳を具体的にお伝えします。見積もりのどこをチェックすべきか、予算オーバーを防ぐにはどうすればいいか、費用を抑える賢い方法は何か。理想の軽井沢暮らしを実現する、一助になればうれしいです。

軽井沢の中古別荘リフォーム|費用相場と内訳

軽井沢での別荘リフォームは、建物の状態はもちろん、土地特有の環境も費用に大きく影響します。まずは具体的な費用相場とその内訳を、詳しく見ていきましょう。

工事内容別の費用相場

各工事箇所の費用目安を整理してみました。

工事内容 費用相場(目安)
水回り(キッチン、浴室、トイレ) 100万円~300万円
外壁・屋根 150万円~400万円
内装(床、壁、天井) 50万円~200万円
間取り変更 300万円~500万円

これらはあくまで目安です。選ぶ建材や設備のグレード、工事の範囲によって費用は変動します。

たとえばキッチン。システムキッチンの既製品を選ぶか、造作でオーダーメイドするか。この選択だけでも費用は大きく変わってきます。軽井沢の別荘リフォームでは、空間に合わせた造作キッチンを希望される方も多く、その場合は費用も高めになる傾向があります。

軽井沢特有の環境が費用に与える影響

軽井沢の自然豊かな環境は魅力的ですが、厳しい冬の寒さは、リフォーム費用にも影響を与えます。

最も注意が必要なのは、水道管の凍結対策です。冬場にマイナス10度を下回ることもある軽井沢では、通常の水道管では凍結・破裂のリスクがあります。そのため、凍結防止ヒーターを水道管に巻きつけたり、水抜き作業がしやすい設備の導入が必要です。これらの対策は、一般的な住宅リフォームにはない、軽井沢ならではの追加費用となります。

また、断熱改修も欠かせません。古い別荘では断熱材が不十分なことが多く、壁や天井、床下への断熱材の追加が必要になることも。これも費用アップの要因ですが、快適な別荘ライフのためには必要になります。

別荘ならではの設備にかかる費用

軽井沢の別荘といえば、薪ストーブ。one itのお客様のなかにも、薪ストーブの設置を希望される方は多くいらっしゃいます。薪ストーブの本体価格は30万円から100万円以上と幅広く、さらに煙突の設置や防火対策工事も必要になります。トータルで100万円から300万円程度の費用を見込んでおく必要があります。

また、ウッドデッキやサンルームの新設も人気ですが、耐久性の高い素材を選ぶ必要があるため、こちらも相応の費用がかかります。

隠れた劣化への備えも重要

築年数の古い中古別荘では、見た目ではわからない劣化が潜んでいることがあります。壁や床を剥がしてみると、断熱材がボロボロになっていたり、湿気で柱が腐食していたり、シロアリの被害が見つかったり。

こうした予期せぬ修繕が必要になった場合、当初の見積もりから大幅に費用が増えることも。そのため、予算には10~20%程度の余裕を持たせておくことをおすすめします。

軽井沢でのリフォーム会社選びでは、こうした地域特有の事情に詳しく、隠れたリスクも含めて適切な見積もりを出してくれる会社を選ぶのがおすすめです。私たちone itは軽井沢を拠点にした建築事務所ですので、よければいつでもご相談ください。

見積もりはこう見る|予算をオーバーしないためのチェックポイント

リフォームの見積書は専門用語が多く、初めての方には読みにくいものです。見積書のどこをチェックすべきか、具体的に説明していきます。

見積もり項目の詳細をチェック

まず確認したいのは、各項目の詳細です。「内装工事一式 200万円」このような記載を見ただけでは、費用のなかに何がどこまで含まれているのかわかりません。

壁のクロス張り替えは全室なのか一部なのか、床材の交換は含まれているのか、天井の塗装はどうなのか。不安点があれば遠慮なく質問し、内訳を明確にしてもらいましょう。

別荘リフォームでは特に、「既存部分の撤去費用」「廃材処分費」「養生費」なども見落としがちですので、これらが含まれているかも確認するようにしてください。

予期せぬ追加費用に備える

中古別荘のリフォームで注意が必要なのは、工事が始まってからの追加費用です。壁を剥がしたら予想以上に傷みがひどかった、床下に湿気がたまっていた、配管が老朽化していた、というケースは、決して珍しくありません。

見積書を見る際は、「追加工事が発生した場合の取り決め」が明記されているかを確認しましょう。「追加工事が必要な場合は、都度見積もりを提示し、承認を得てから着工する」といった記載があれば安心です。また、「想定される追加工事」として、起こりうるリスクと概算費用が事前に提示されていれば、より信頼できます。

工期や支払い条件を確認する

工期の記載も重要なチェックポイントです。「着工から完成まで3ヶ月」だけでなく、各工程のスケジュールも確認しましょう。軽井沢の場合、冬期は工事が難しくなることもあるため、季節も考慮した工期設定になっているか確認が必要です。

詳しくはこちら: one itの家づくりの流れ

支払い条件も要チェックです。一般的には「契約時30%、着工時30%、完成時40%」といった分割払いが多いですが、契約時に多額の前金を要求される場合は注意が必要です。

保証内容も忘れずに確認しましょう。リフォーム後のアフターサービスや保証期間が明記されているか、不具合が発生した場合の対応はどうなっているか。これらも見積書と一緒に確認しておきましょう。

リフォーム費用を抑えるための考え方

費用を抑えながらも、満足度の高いリフォームを実現する方法をご紹介します。

既存の良さを活かす方法

理想によっては、すべてを新しくする必要はありません。中古別荘には、新築では得られない味わいがあります。

たとえば、年季の入った梁や柱、使い込まれた無垢の床材。これらは磨けば美しく蘇ることが多いです。軽井沢の別荘には、趣のある暖炉や建具が残されていることも。こうした「既存の良さ」を活かすことで、費用を抑えながら、その別荘だけの個性を引き出すことができます。

水回りは新しくして快適性を確保し、内装は既存の良さを活かしながら部分的に手を加える。理想の暮らしを叶えるために、何をどこまでやるべきかを明確にすると、自ずと必要な費用がわかってきます。

計画的に進める

一度にすべてをリフォームしようとすると、費用も工期も大きくなってしまいます。段階的に進めることも、賢い選択肢の一つです。

まずは生活に不可欠な水回りと、安全性に関わる耐震補強から整える。次に断熱改修で快適性を向上させ、最後に内装や外装を整える。このように優先順位をつけて、数年かけて理想の別荘に近づけていく方法もあります。※耐震補強を行う場合は、内装や外装の改修が必要です。断熱改修も同様。

軽井沢の別荘リフォームでは、「今すぐ必要な工事」と「いずれやりたい工事」を分けて考えることが大切です。設計事務所やリフォーム会社と相談しながら、長期的な計画を立てることをおすすめします。

補助金制度の活用

長野県では、省エネ改修や耐震改修に対する補助金制度があります。断熱改修や太陽光発電・蓄電池の設置、耐震補強工事などが対象となることが多いです。

これらの補助金を活用すれば、実質的な費用負担を軽減できます。ただし、申請時期や条件があるため、事前の確認が必要です。こうした補助金制度について質問があれば、私たちone itにもお気軽にご相談ください。

また、リフォームローンの活用も選択肢の一つです。金利も比較的低く、計画的な返済が可能です。一括で支払うのが難しい場合は、検討してみる価値があります。

リフォームを成功させるためのポイント

軽井沢での中古別荘リフォームについて、費用相場から見積もりのチェックポイント、そして費用を抑える方法まで、具体的にお伝えしてきました。

軽井沢の建築事務所・設計事務所であるone itは、軽井沢の風土や暮らしに精通しています。建築のプロとして、そして一人の軽井沢住民として、お客様一人ひとりのライフスタイルやご要望に合わせた別荘リフォームをご提案いたします。新築の注文住宅、中古別荘のリノベーション、戸建てのリフォームまで幅広く承りますので、どうぞお気軽にご相談ください。軽井沢暮らしを、一緒に楽しみましょう。

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