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【軽井沢の設計事務所】暖かい住宅づくりのポイント!費用は問い合わせを

軽井沢で設計を依頼する際、気密性や断熱性にはこだわりましょう。冬は寒さが厳しくなる地域なので、寒さを感じさせない暖かい家が必要になるのです。
この記事では、軽井沢が涼しい理由と、暖かい家を建てるポイントを紹介します。

軽井沢の冬は寒い?軽井沢が涼しい理由

軽井沢といえば「涼しい」というイメージがあるという方も多いのではないでしょうか。軽井沢はどうして涼しいのか、その理由を見ていきましょう。

標高は1,000m

軽井沢は、浅間山の南斜面にある町です。浅間山は標高2,568mの山で、軽井沢は950~1,200mの間に位置しています。
標高は100m高くなるたびに-0.6℃の気温差が発生するとされているため、単純計算でも東京都と軽井沢の気温差は-6℃ほどです。標高が高いということは、空気が薄いことを意味します。
太陽の光は空気を透過して地面を暖め、さらに暖められた地面は空気を暖めるため、地面に近ければ近いほど気温が上昇します。しかし、気圧は標高が高いところほど低いので、気圧が低くなると空気は膨張し、エネルギーを奪われて温度が下がります。
地面の熱によって空気は暖められるものの、気圧の低さによって発生する温度降下の方が勝って、涼しく感じられるのです。

軽井沢にも気候の差がある

同じ軽井沢でもエリアや標高によって天候・気温が変わるため、住むための土地探しをする際は、気候もよく調べるようにしましょう。浅間山側近くの旧軽井沢や千ヶ滝の北部は、軽井沢の中でも標高が高いエリアです。涼しいですが、天候が変わりやすく湿気が多いという特徴があるため、気をつけなくてはいけません。
一方で浅間山から少し距離がある追分の南部や南軽井沢と呼ばれる地域は、標高が低いため温かく天候も安定しています。

樹木がクーラー代わりになる

軽井沢は、とても自然の多い場所です。植物は根から水を吸い上げるための蒸散を行います。葉から水蒸気が放出されるとき一緒に気化熱が発生し、周辺の温度が下がるのです。こういった現象もあり、自然豊かな軽井沢は、樹木がクーラー代わりとなって涼しく感じられます。

霧が多い

軽井沢は霧の町と呼ばれるほど霧が多いのも特徴です。年間150日近く霧が発生し、気化熱によって涼しく感じられます。

軽井沢で暖かい住宅を建てるポイント

寒さの厳しい軽井沢に家を建てる際は、暖かく快適に過ごせる家づくりのポイントを抑えておきましょう。

高気密

防湿シートや断熱材、気密テープなどでできる限りすき間を埋めて気密性を高めた住宅のことを、高気密住宅と呼びます。
気密性が低い家はすき間が多く、外と中の空気が自由に行き来できるので、せっかく室内で温めた空気が冷えた空気と入れ替わり、冬は寒くて夏は暑い家となるのです。

高断熱

断熱性を高めるためには、やはり断熱材が重要です。グラスウール・ウールブレス・炭化コルクなど、断熱材には様々な種類があります。
どの断熱材を使用するのかは施工会社によって異なるため、軽井沢の気候をよく知っている信頼できる業者に依頼しましょう。

熱交換式換気システム

高断熱で高気密な家づくりをする際、重要なのが「換気」です。換気によってシックハウス対策・二酸化炭素の排出を行います。また、結露の被害を防ぐこともできるでしょう。
さらにはインフルエンザや新型コロナウイルスの感染予防にも、換気が重要とされています。最も簡単な方法は窓を開けることですが、外の気温の影響を受けることになるため、できれば熱交換式の換気システムの導入をおすすめします。
冬季は熱交換によって新鮮な空気を温めてから室内に取り込むので、室温を下げることなく換気を行うことができます。

軽井沢で冬も快適な住宅をお求めなら!費用は問い合わせを

軽井沢は夏が涼しい反面、冬には厳しい寒さとなります。高気密・高断熱に加えて熱交換式換気システムを導入することで、軽井沢の冬も快適に過ごすことができるでしょう。
軽井沢で冬も快適に過ごせる住宅をお求めでしたら、ぜひ株式会社one itへご相談ください。
株式会社one itでは、理想の軽井沢暮らしを実現したいという方をサポートいたします。建て主のご希望を細かくヒアリングした上で、適切なご提案をさせていただきます。費用に関することなど気になる点があれば、気軽にお問い合わせください。