薪ストーブの煙突掃除

煙突トップの掃除

軽井沢といえば薪ストーブをイメージされる方も多いのではないのでしょうか。 薪ストーブは見た目だけでなく、とても優れた暖房器具です。

軽井沢は寒冷地だから薪ストーブだけでは心配と思われるかもしれませんが、30坪〜40坪程度の家では 薪ストーブが1台あればとても暖かく過ごすことができます。 東京での暮らしは電車や徒歩移動も多く、北風が冷たいことも多いと思います。一方、軽井沢では車移動が基本になりますので、むしろ東京より寒さが堪えると感じることは少ないと思います。

そんな薪ストーブも、手入れが大変なんじゃないの?という声が聞こえてきそうですが、やり方さえ覚えてしまえば自分で手入れすることも可能です。 その場合は煙突掃除をしやすいように設計することも大切なポイントです。 とはいえ、最初はプロのストーブ屋さんにお願いすることをお勧めします。そこでやり方を見たり、必要な道具の情報を聞いたり、いろいろ質問して教えてもらっちゃいましょう!

プロに頼むとおおよそ3万円+α(部品代)程度の費用がかかりますが、自分でやれば部品代程度です。部品も毎年交換するのではなく、消耗してきたら交換すれば良いものが多いのでそれほど費用もかかりません。 自分でできることは自分でやるというのも森暮らしの楽しみの一つだと思います。

煙突内の掃除道具

煙突掃除の道具はいろいろありますが、上の写真は「チムニーボール」という道具でブラシの先に重りがついています。これをロープにつないで煙突の中に落としてススを落としていきます。勢いよく落としてしまうとストーブを傷めることもありますので慎重に落としていきます。この他、連結させた棒の先にブラシのついた「チムニーロッド」というものもあり、最初はこちらの方が扱いやすいかもしれません。

ストーブ内に落としたスス

煙突掃除は住宅の場合は1年に1回、別荘の場合は利用頻度によりますがおおよそ3年〜5年程度で1回が目安となります。上の写真は永住のお家ですが、バケツ1杯ほど溜まっていました。 煙突掃除の時期としては、6月〜9月の薪ストーブを使わない時期に行うことをお勧めします。 本格的な暖房時期になると薪ストーブが使えなくなったり、雪や霜の影響で屋根に登れないこともありますので、プロに依頼する場合は混み合う前に早めに予約しましょう!